時視各角

16 10月

【時視各角】 韓国政府、米国に対して「表面的で姑息な真似」はするな

1 名前:蚯蚓φ ★:2018/10/16(火) 15:49:10.06 ID:CAP_USER.net
人生では往々にして表面だけまねた偽物と向き合うことがある。格好だけ似せて一番重要な中身はいい加減、というものだ。

数年前、ある英国外交官が嘲笑しながら教えてくれたロンドンの扇情的大衆紙のやり口がまさにそれだった。彼らは金曜日午後4~5時ごろ、外務省に電話をかけて「年間の海外公館のクリスマスツリー購入費はいくらか」のような呆れた質問をするという。そのような資料があるはずもなく、ましてや退勤直前に正確なデータを出すことすら不可能だ。このため「今は教えることはできない」と言えば、数日後、「海外公館のクリスマスツリーに巨額支出、外務省は回答拒否」という記事が1面に掲載されるという。反論も受けたと言い張るための手口だ。

あえて遠い国の話をここで引き合いに出したのは、最近、韓国政府のやり方がこれを似ているからだ。先月末、マイク・ポンペオ米国務長官が康京和(カン・ギョンファ)外交部長官に電話をかけて激怒したハプニングがこれに似ている。彼が爆発したのは、平壌(ピョンヤン)南北首脳会談時に交わされた軍事合意書に関して十分な説明と協議がなかったためだという。

韓国外交部は「米国と緊密に協議してきた」と主張している。どれくらい協議したのか知らないが、会談直前、それも説明が不十分だと相手が感じたのであれば、それ自体が問題だ。形式だけ整えるための表面的で姑息なやり方だという批判を避けることはできない。

今回だけではない。昨年7月、韓国政府が突然、南北対話を提案した時も全く同じだった。数カ月後、ワシントンで会った米国務省内の韓国担当者は「発表前日、韓国側から一方的に通知してきた」として怒りをあらわにした。

米国は、韓国が北朝鮮政策を決める時、このようにいい加減にあしらってもいいような存在なのか。そんなわけがない。何よりも米国は韓半島(朝鮮半島)平和プロセスの一つの軸をなす利害当事国ではないか。世界最強の経済大国・米国と交流してこそ豊かに暮らせる可能性があることを金正恩(キム・ジョンウン)政権はよく知っている。このように、北朝鮮の目標は米国との国交正常化だ。だが、これは我々の思い通りにできることなのか。

また、韓半島非核化、さらに一歩踏み込んで、統一を左右する中国を何とかできるのは米国をおいてない。南側主導での統一の可能性が高まれば、中国が待ったをかける公算が大きい。親米政権が支配する統一韓国が面白いはずがない。特に、在韓米軍が鴨緑江(アムノッカン)まで進出してくることは絶対に受け入れないだろう。このような中国の心を変えることができるのは米国だけだ。統一を前提に、もしかしたら米国が在韓米軍を撤退させる決断を下さなければならないかもしれない。
(中略:ドイツ統一における米国の影響)

これほどとは言わないまでも、南北交流、さらには統一のために、韓国政府は米政府と積極的に疎通して彼らの心をつかまなくてはならない。「統一は我々民族だけで」という主張は北朝鮮の宣伝スローガンの中だけの話だ。周辺列強を無視したまま安保・統一政策を強行すれば失敗することになっている。

ナム・ジョンホ/論説委員

ソース:中央日報/中央日報日本語版<【時視各角】韓国政府、米国に対して「表面的で姑息な真似」はするな>
https://japanese.joins.com/article/113/246113.html


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1539672550

18 7月

【時視各角】 韓国の「乙」がOECD3位になったところで…いつまで会社や国の恥をさらす海外トピックを見なければならないのか

1 名前:蚯蚓φ ★:2018/07/18(水) 12:57:43.11 ID:CAP_USER.net
先日、米ワシントン・ダレス空港であったことだ。朝早く空港に到着し、ユナイテッド航空のボストン行き自動チェックイン手続を始めると、モニターに「該当便欠航」というメッセージが表示された。窓口に行くと「クルー(乗務員)の問題が発生し、今日は飛行機が飛ばない」という話を聞いた。そこから言い合いが続いた。「昨夜に予約コンファームまでしたのに欠航とは」「先ほど欠航が決定したばかり」 「別の便でも手配してほしい」「深夜にクリーブランド(オハイオ州)を経由すればいい。それとも明日行くか」。

カウンターの前で我を忘れて20分間ほど口論していると状況が変わった。「あ、飛行機便が復活した」。その一言だけで済ませ、申し訳ないという言葉も、経緯の説明もなかった。家に帰った「素直な人」だけが馬鹿を見ることになったのだ。

大韓航空一家の逸脱、アシアナ航空のノーミール(No Meal)、ユナイテッドの欠航を覆すハプニング。五十歩百歩だ。顧客を軽視しているからだ。後続の対応も似ている。

ユナイテッドは昨年4月、シカゴ空港で「職員の席が必要」として席に座っていた乗客4人を無作為に選定して降りるよう強要した。「あす患者と約束がある」として拒否するベトナム系米国人医師を引きずり降ろした。鼻が折れ、前歯2本が抜けた。ユナイテッド最高経営責任者(CEO)の最初の対応は「謝罪はするが、乗客の過ちが大きい」という内容の社内メール1通だった。アシアナ・大韓航空とほとんど変わらない。

ところが本当の問題はここからだ。CEOの対応で株価が下落すると、ユナイテッドの株主が黙っていなかった。結局、CEOはまた謝罪文を出し、このように頭を下げた。「今回の件で発生した怒り、失望に共感し、謝罪します。私たちがすべての責任を取って過ちを正します。正しいことに決して『遅すぎる』ことはない」。

遅かったが、響きはあった。直ちにCEOの取締役会議長昇進取り消し、年俸50%削減処分が続いた。社長を最大のライバル会社アメリカン航空から迎える姿も見せた。これが可能だった理由は何か。取締役陣の激しい批判と牽制システムが作動する、専門経営者体制だったからだ。

「容疑目録は誰が一番多いか」が話題になるほど腐敗しても謝罪しない大韓航空オーナー、「ノーミール」謝罪会見場で会社の経験が一度もない主婦の娘を常務にしたことを「お手柔らかに見てほしい」というアシアナの前近代的オーナーなど、このような体制では到底考えられないことだ。

ただ「台風が早く過ぎ去ってくれ」と繰り返す「オーナー側近幹部」だけがいて、その上にまた資格不足の後継者が自動的に世襲する経営システムでは、韓国企業はもちろん大韓民国もいつまで経済協力開発機構(OECD)のタイトルを維持できるか分からない。

我々はいつまで会社や国の恥をさらす海外トピックを見なければいけないのだろうか。世界最高の富豪ウォーレン・バフェットは「2020年オリンピック(五輪)の選手選抜を2000年の金メダリストの子どもの中から年齢順に選ぶ姿」と韓国式経営に厳しい忠告をする。世襲経営の元祖は日本? オーナー体制をやめて30年も経過している。

別の見方をすれば2人の元大統領を捕まえ、チャン・ジャヨン事件を再調査し、国軍機務司令部を調べる現在の「積弊清算」は本質でない枝の部分なのかもしれない。本当に変えてえぐり取るべき積弊はこのような我々の「未来」に関連した後進的社会・経済システムだ。「甲」のシステムと水準はOECD最下位圏だが、不景気の中で「乙」の最低賃金はOECD3位に上がるとは、そのミスマッチが何かぎこちなく、負担になる。

金玄基(キム・ヒョンギ)/ワシントン総局長

ソース:中央日報/中央日報日本語版【時視各角】韓国の「乙」がOECD3位になったところで…
http://japanese.joins.com/article/293/243293.html


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1531886263

23 1月

【時視各角】 女子アイスホッケー南北合同チーム、北朝鮮に幻想を抱く「夢想政府」の正義と傲慢

1 名前:蚯蚓φ ★:2018/01/22(月) 22:16:17.64 ID:CAP_USER.net
「夢追い人とは恋をするな」(Don’t fall in love with a dreamer)というポップソングがある。1980年代を風靡した米国の歌手ケニー・ロジャースとキム・カーンズがデュエットで歌った。歌詞はその理由をこう説明している。「彼があなたをだますから。あなたが彼を変えたと信じた瞬間、彼はあなたから去っていくだろう。彼はいつもあなたを傷つける」。

女子アイスホッケー南北合同チームをめぐる騒ぎを見ながらこの歌を思い出したのは、夢を追う政府が自分を愛した若者たちを傷つける姿と重なるからだ。文在寅(ムン・ジェイン)政権の核心支持層である20、30代の80%以上が合同チームに反対し、深い挫折と失望感を吐露するのを見ると、傷は本当に深いようだ。政府も戸惑いを見せている。仮想貨幣問題に続いて2回連続で予想しなかった若者の激しい怒りに直面した。大統領があたふたと選手村を訪れて選手たちをなだめたが、大きな効果はないようだ。この政権の必殺技である感性政治も若い層が望む水準に合わせられずにいる。

20、30代を要約するキーワードは「正義」だ。民主化後の世代はあらゆる不正と腐敗を見て育った上の世代とは違う。さらに絶望的な現実が重なり、正義はより大きな意味を持つ。正社員というタイトル自体が非常に有難く感じる現実の中でやむを得ずあきらめるが、それが不正のためなら我慢できないはずだ。若者たちが「富の相続」「傲慢」のような言葉に敏感に反応する理由だ。数少ない機会までが不当に奪われる剥奪感のためだろう。

皮肉な点はこの政府のキーワードも正義という事実だ。不正な政権を審判した民主革命を成功させた国民が選択した政府であるため当然のことだ。しかしこの政府の正義は「自分が正義」という傲慢に変色した。自らが革命政府だと錯覚したからだ。自分と考えが違えばすべて積弊であり、自分が決めれば清算対象だった。それでもそこまでは理解が得られた。

しかし北朝鮮は違った。若者たちにとって北朝鮮は世襲した金正恩委員長の王国にすぎない。そのような人たちと合同チームを結成するからといって韓国選手のオリンピック(五輪)出場機会を奪うのは政府の「傲慢」だった。北朝鮮に幻想を抱く「夢想政府」は自分たちが決めれば当然従うものと考えていた。憤怒に当惑しながらもそう信じた。内心が反映された失言がそれで続いた。

「女子アイスホッケーはメダル圏外だから問題にならない」という首相の発言は希望を抱くことさえもぜいたくだと感じる若者の胸を突き刺した。「正社員どころかバイトで転々とするメダル圏外の人間の機会は奪ってもかまわない」と自分のことのように感じた。「合同チームの競技は歴史の名場面になるはず」という大統領の言葉も「自分が正義」という傲慢と変わらなかった。北朝鮮の選手が競技する場面は出場機会を剥奪された選手には最悪の場面となる。

本当の最悪は「過去10年の保守政権の教育が間違っていたため」という与党関係者の言葉だった。過去10年間、最も良い教師は北朝鮮だった。韓国哨戒艦「天安」を爆沈させ、延坪島(ヨンピョンド)を砲撃し、木箱入り地雷を設置した。多くの若者が命を奪われ、足を失った。そして開発した核・ミサイルは実戦配備を目の前にしている。合同チームが参加した五輪が終わればまたミサイル発射を続けるのは明らかだ。そのようにされても学習効果がなければ、それは夢想を越えて妄想に近い。

若者の怒りを軽視してはいけない。政府の正義から傲慢のバブルを取り除いてこそ夢想から覚めることができる。1980年代に大学に通った青瓦台の参謀らが今日の若者の挫折の深さを軽視すれば、彼らの大学時代にヒットしたポップソングの歌詞のように愛を失って捨てられることになるだろう。

イ・フンボン/論説委員

ソース:中央日報/中央日報日本語版【時視各角】女子アイスホッケー南北合同チーム、正義と傲慢
http://japanese.joins.com/article/769/237769.html

関連スレ:【韓国】北に“前のめり”文政権へ高まる批判…韓国代表アイスホッケーGK激白「選手傷付き、士気低下」、南北合同チーム大揺れ
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1516542821/


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1516626977

7 1月

【時視各角】 今が北朝鮮の首をさらに絞める適期だ~青瓦台は盧武鉉元大統領の親米路線を銘記せよ

1 名前:蚯蚓φ ★:2018/01/07(日) 17:52:53.52 ID:CAP_USER.net
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の最側近で、飛ぶ鳥も落とす力を誇っていた黄炳瑞(ファン・ビョンソ)人民軍総政治局長が一日で粛清されたのは、対北朝鮮制裁の影響が大きいという。利権事業で予算を調達してきた人民軍の金脈が制裁で枯渇すると、黄炳瑞局長が金正恩委員長に「指導者同志の金庫を少しだけ開けることはできないでしょうか」と話し、これに金正恩が激怒して黄炳瑞局長を粛清したということだ。

国際社会の対北朝鮮制裁が初めて効力を発揮している。毎年10億ドル近く入っていた海外「外貨獲得」労働者の就職先が急減したからだ。人民軍序列1位が財政枯渇を訴えて追い出されるほどなら、金正恩委員長が相当な打撃を受けたのは明らかだ。金正恩委員長が今年の「新年の辞」で対話路線を明らかにした背景も財政難が決定的だ。

ところが韓国政府の態度が心配だ。「対話をしよう」という北朝鮮の一言で動き出して制裁戦線から離脱し、韓米同盟も弱化させる可能性が高まったからだ。現在の韓米関係は「不安」という言葉では足りないほど良くない。消息筋によると、トランプ大統領は文在寅(ムン・ジェイン)政権の2つの措置に激怒した。THAAD配備遅延と「3不(NO)」原則表明だ。トランプ大統領は言葉どおり激しい怒りを見せたという。トランプが文大統領と電話会談をした回数が安倍晋三首相との電話会談回数の4分の1にすぎないのはすべて理由がある。

韓米関係の黄金期だったという2009-2016年にはホワイトハウス-青瓦台(チョンワデ、大統領府)、国務省-外交部、ペンタゴン-国防部の間で首席・長官・次官級まで7、8個のチャンネルが同時に稼働していた。今はわずか一つだ。青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長とホワイトハウスのマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)だけだ。核心チャンネルになるべき康京和(カン・ギョンファ)外交部長官とティラーソン国務長官の間には冷たい空気が流れている。米国の外交官は「2人が会談するたびにお互い行き違いが絶えず、相性も合わず心配だ」と話した。正確に言えば康京和長官が問題の本質でない。「運動圏」出身者が布陣する青瓦台があらゆることを主導し、外交部が脇役に転落したのが根本的な原因だ。

米国の力は恐ろしい。「反米なら何だというのだ」で執権した盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は任期初期、参謀に「米国が我々を本当に苦しめるカードがどれほどあるか報告してほしい」と指示した。青瓦台に秘書官として入った運動圏出身の行政官ら(当時)が作業に入った。すると国の安保と経済に決定的打撃を与えかねないカードが50種類以上もあったという。最初が北朝鮮首脳部の動きを10センチ水準まで見せる衛星情報だった。数兆ウォンにのぼる高価な武器だ。米国がこれを切れば韓国の安保網はその日で終わってしまう。報告を聞いて驚いた盧武鉉大統領は「反米自主」路線をあきらめて親同盟に旋回した。イラク派兵と韓米自由貿易協定(FTA)締結は理由もなく出てきたのではない。

北朝鮮と対話をして成果を出すという政府の意志は良い。しかし腹がすいている時ほど飯をゆっくり食べてこそ腹を壊さない。対話をしても、ようやく効果を発揮し始めた制裁だけはむしろ強度を高めなければいけない。今年一年だけそのようにすれば、北朝鮮が苦しんで交渉の場に出てくる可能性が高い。「対話のための対話」は北朝鮮の核武装を助けるが、「制裁で実現した対話」は非核化に寄与する。進歩政権が対話の成果も得て同盟も維持する道がこれだ。

盧武鉉大統領は在任中にこういう話をした。「大統領をやってみると、国の周辺にはすべて我々をつかまえて食べようとするヤマイヌばかりだった。中国ヤマイヌ、ロシアヤマイヌ、日本ヤマイヌ…。それに比べると米国が唯一、味方になってくれる国だった。一緒に進むしかないのでは」。盧武鉉大統領は親米主義者ではなかった。しかし安保と国益のために親米「路線」は必要だと気づいたのだ。青瓦台の人たちが銘記するべきことだ。

カン・チャンホ/論説委員

ソース:中央日報/中央日報日本語版【時視各角】今が北朝鮮の首をさらに絞める適期だ
http://japanese.joins.com/article/233/237233.html


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1515315173

13 10月

【時視各角】文大統領、韓日米FTAで反撃を[中央日報]

1 名前:右大臣・大ちゃん之弼 ★:2017/10/12(木) 08:31:16.74 ID:CAP_USER.net
  世の中を変えた多くが逆発想だった。韓米自由貿易協定(FTA)もそうだ。締結自体が見方によっては奇跡だった。「反米がいけないのか」と言った盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏が大統領になっていなければ、彼が当時「386世代」(1990年代に30代で、1980年代に大学生で、民主化学生運動参加者が多い1960年代生まれ)の反対の中でも強行していなければ、交渉の終盤にブッシュ大統領に米国産牛肉を合理的レベル・期間内に開放すると約束しなかったとすれば、韓米FTAはなかっただろう。韓国の左派政治家なら決してしてはいけない3つ、▼米国に恐縮すること▼陣営論理から脱すること▼農民の反発を招くこと--をすべてしたのだ。その結果、同盟は強化し、経済は上向き、国運も良くなった。 

  盧武鉉大統領個人としては非常に苦痛な決定だったはずだ。彼はこのような所感をFTA締結当日(2007年4月2日)に発表した談話にも反映させた。彼は「FTAは政治の問題でも理念の問題でもない。暮らしの問題だ」とし「(それでも)米国の圧力、さらに『売国』という言葉まで登場した」と書いた。 

  その韓米FTAが10年目で再交渉をすることになった。今回の相手は「狂った交渉の達人」トランプ大統領だ。ブッシュ大統領の時よりはるかに難しいだろう。10年前には我々が主導したが、今は剣をトランプ大統領が握っている。周囲の状況も良くない。北核が外交・安保・経済の首輪をつかんでいる。まさに身動きが取れない状況だ。このため今後の交渉がどう進むかは分からない。すでに野党と農民は騒がしい。「すべてを譲ってすっからかんになる」という非難と心配が続く。 

  交渉はツートラックで行われるだろう。協定文を改定すること、協定文以外のことをやり取りすることだ。金宗フン(キム・ジョンフン)元通商交渉本部長は「極端に言えば協定文はすべて改定してもかまわない」とし「本当の問題は(例えば為替操作国指定のような)協定文以外のこと」と述べた。ほかはともかく経済安保の核心である為替レートを攻撃されれば韓国経済は対応できない。 

  どうせ勝つのが難しい戦いなら、枠を変えなければいけない。このような時に必要なのが逆発想だ。2国間交渉は強者が好む。力で押すことができるからだ。強大国に対応するには小さい国が団結する必要がある。多者間交渉が出てきた理由だ。とはいえ米国を世界貿易機関(WTO)や20カ国・地域(G20)の枠に引き込むことはできない。トランプ大統領が受け入れるはずがない。最後の一手が残っている。韓日米FTAだ。トランプ大統領に名分と実利を抱かせることができる。トランプ大統領はオバマ前大統領の遺産である環太平洋経済連携協定(TPP)を一方的に破棄し、パリ協定からも離脱した。このため米国が国際的リーダーシップを失うことになったという批判が米国内で強まった。韓日米FTAはTPPに劣らず中国を牽制する効果が大きい。さらにこれはオバマ前大統領ではなくトランプ大統領の業績になるはずだ。対米黒字2、6位の日本と韓国を含むため「アメリカファースト」を叫んできたトランプ大統領の体面も保つ。 

  文在寅(ムン・ジェイン)大統領にも実益が大きい。揺れる韓日米同盟を強化する好機だ。韓国と産業構造が似た日本が加われば批判も弱まる可能性がある。チェ・ビョンイル梨花女子大教授は「すでにTPPに合意した安倍首相も拒否しにくいはず」とし「第4次産業革命とデジタル経済を先に獲得する効果もある」と述べた。日本とのFTAは進歩左派大統領だけができる。今が好機だ。2回目の奇跡が待っている。来月のトランプ大統領の訪韓が機会だ。文在寅大統領が動かなければいけない。逆発想でトランプ大統領を説得する必要がある。訪米当時のように「互恵的なFTA」を云々しながらまた孔子の言葉を並べるだけでは何にもならない。故盧武鉉元大統領の談話に答えがある。彼はこのように語った。「政治的損害を覚悟して下した決断です」。 

  イ・ジョンジェ/中央日報コラムニスト


[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]2017年10月12日 08時07分
http://s.japanese.joins.com/article/277/234277.html?servcode=100&sectcode=140


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1507764676

31 5月

【時視各角】 韓国の「トランプ海外歴訪失敗」活用法~失敗の挽回を狙って韓米首脳会談で韓国の手を強く握るはずだ

1 名前:蚯蚓φ ★@\(^o^)/:2017/05/31(水) 00:10:30.62 ID:CAP_USER.net
先週末に終わったドナルド・トランプ米国大統領の初めての海外歴訪は批判も多く事故も多かった。 トランプ自身は「すべての歴訪先(中東・欧州)でホームランを決めた」と自惚れているが、うわさだけを聞いていた「トランプスタイル」に直接接した主要国の首脳たちは「完全にお手上げ」という反応だ。

トランプは北大西洋条約機構(NATO)加盟国首脳との団体写真撮影では、前列に立つためにモンテネグロの首相を押しのけた。「国の恥さらし」〔ワシントン・ポスト(WP)〕という自責が出ている。また、NATOの根幹である「加盟国に対する軍事攻撃には集団で対応する」という相互防衛条約を確言しなかった。1949年以降で初めてだ。すぐに欧州からは「今やわれわれ欧州は米国に頼っていてはいけない」(アンゲラ・メルケル独首相)という、事実上の「トランプ放棄」宣言まで出てきた。

そうした中で歴訪期間中のトランプ「屈辱ベスト3」が話題だ。フランスの若い新任大統領エマニュエル・マクロンは25日、トランプとの初めての対面で指関節が白くなるほどトランプの手を握った。トランプはマクロンの手を2回も振りほどこうとしたが効果はなかった。もともと「握手で出鼻をくじく」のはトランプの専売特許だった。手に力を入れて大きく揺さぶる攻撃的な握手に多くの世界指導者は気乗りしない様子を見せていた。マクロンは逆にこれよりも強く手を握って機先を制した。39歳と70歳の勝負はすぐに結果が出た。

また、マクロンはNATO首脳会議が始まって早々、集まっていた各国首脳の中からトランプに向かって進むと見せかけて最後にメルケル側に方向転換した。両腕を広げて歓迎しようとしていたトランプが手を下ろしてきまり悪そうに笑う場面が世界中のテレビに生中継された。

最後の屈辱は、他でもないメラニア夫人からだった。イスラエル空港での歓迎行事の途中、メラニアはトランプが差し出した手を手首で振り払った。名付けて「手首スナップ」。ばつが悪くなったトランプはネクタイと洋服を触って身なりを整えるジェスチャーを取った。翌日ローマに到着した時もメラニアはトランプの手を振り払って手を握ることを拒否した。この場面が話題になり、今回のトランプ海外歴訪の主人公は突然メラニアとなった。

ニューヨーク・タイムズは「トランプと法王の冷たい会談の雰囲気を和やかにしたのはメラニア」と評価した。それとあわせて1961年にジョン・F・ケネディ大統領が緊張関係にあったフランスを訪問した当時、優れたフランス語と歴史の知識でシャルル・ドゴール仏大統領の心をつかんだファーストレディーのジャクリーン・ケネディにたとえたりもした。

米国のファーストレディのうち、初めてヌードモデルの経歴があり英語をうまく駆使できず、「トランプの長女(イバンカ)よりも劣る」という嘲弄まで聞いた数カ月前の状況からは劇的な“逆転”と言える。だが「どれくらいトランプがひどかったらメラニアがこれほど注目を浴びるだろうか」という皮肉が大勢だ。

婿のジャレッド・クシュナー大統領上級顧問もまた危機に陥っている。ロシアと秘密対話チャンネルを構築しようとしたという疑惑が提起され、「ロシアゲート」の中心に浮上している。トランプのお荷物になってしまったクシュナーに大統領の側近が「休職」を勧めているという報道まで出ている。トランプとしては四面楚歌だ。

トランプの初めての海外歴訪に対する酷評は韓国にとっては機会になりえる。トランプは3週間後に迫った韓米首脳会談で失敗の挽回を狙わざるをえないためだ。外交的に孤立したトランプとしては、北朝鮮問題など主要争点で韓国と手を握ろうとするだろう。ここでしくじれば「外交落第大統領」という汚名をかぶるほかない。これを分からないように巧妙に活用する工夫が必要だ。マクロン仏大統領のように「強対強」で対抗する戦略よりは、今回の会談では共通分母を確かめる安全路線へ進むほうが望ましいように思える。コーナーに追い詰められたトランプの荒々しい握手に力で対抗するのではなく、明るく両手で取り合う包容のジェスチャーを見せることがあとあと得になるのではないか。

金玄基(キム・ヒョンギ)/ワシントン総局長

ソース:中央日報日本語版【時視各角】韓国の「トランプ海外歴訪失敗」活用法
http://japanese.joins.com/article/588/229588.html


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1496157030

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