レイバーネット

17 9月

【レイバーネット】「朝鮮人の差別反対!」「日本の恥だ」「ひどい、ひどすぎる、司法は死んだ」 朝鮮高校無償化不当判決と9・13集会

1 名前:ねこ名無し ★@\(^o^)/:2017/09/17(日) 00:58:07.53 ID:CAP_USER.net
「勝つことしか考えていなかった」登壇しただれもの思いだった。よもやの不当判決。「高校無償化」裁判東京判決集会は、13日午後6時30分から日本教育会館大ホールで行われた。開場前からぞくぞくと人が詰めかけ、会場はあふれんばかりだった。高校生、大学生などの若い在日の人々と、緊張した面持ちの日本人の年配者が目立った。

弁護団が登壇すると大きなねぎらいの拍手が鳴り響いた。イ・チュニ弁護士は、「あまりにひどい判決に、逆に奮い立たされている。必ずや高裁で逆転する」と話しながら声を詰まらせた。会場からひときわ大きな拍手が起こった。

続けて「2010年の4月に高校無償化法が成立した。自民党政権になり下村文部科学大臣は最初の仕事として、高校無償化から朝鮮学校を排除した。適用根拠の規定を外してしまった。その理由として、拉致問題の進展が見られないと言っていた。政治的・外交的理由により外したことは明らか。

しかし、それで子供たちの権利を守る無償化法のことを決めていいのかというのが、この裁判の最大の焦点だった。それは明らかに違法なこと。無償化法は教育の機会均等だ。すべての子供たちの学びを支援するもの。教育とは全く無関係な拉致問題によって判断されることは許されない。

しかし今日の判決で田中裁判長は我々の主張をほぼ無視した。国の主張を丸呑みして、違法ではないと、文部科学大臣の裁量の範囲内だという判決を下した」と話した。

東京朝鮮高級学校3年の生徒は、「判決を聞き、あまりの衝撃で何が起こったのかわからなかった。外に出て悔しくて涙があふれた。朝家を出る前、母が、どんな判決でも泣くな、いくらでも闘ってやるくらいの覚悟で臨めと言った。でも涙が止まらなかった。先生が「この子たちのこんな顔を見るのはつらい」とおっしゃり、私はもう泣くのはよそう、前を向こうと思った。

そして、今度は私たちが後輩たちのために闘い、ウリハッキョを守ろうと決意を固めた。権利を勝ち取るまで共に闘い続けよう」と決意を語った。

オモニ会からも次々と怒りの発言があった。

「日本に正義はあるのか。日本の植民地支配から解放され、まっさきに取り返したのが朝鮮語であり自分の名前だった。教育の現場に政治を持ち込まないで」「私たちは当然の権利を主張しているだけ」「この国は1910年の日韓併合から今まで何も変わってない。でも子供たちの未来のため闘わずして座っているわけにはいかない」

「子供たちの希望であった裁判が、今日また子供たちを踏みにじり、強く傷つけてしまった」「学びたいと主張することのどこがいけないのか」「無償化の完全勝利目指してこれからもがんばろう」「オモニたちはあきらめない」と話した。そして「子供たちの学ぶ権利を取り上げるな」と全員でコールした。

韓国から「ウリハッキョと子供たちを守る市民の会」が来日し、「いったいこれが裁判なのか」と不当判決に抗議した。そして「民族教育の権利のため、共に生きていくため、東アジアの平和のため共に頑張ろう」とあいさつした。最後は大学生たちのリードで「声よ集まれ、歌となれ」を合唱した。参加者は1100人だった。

尾澤邦子

http://www.labornetjp.org/news/2017/0913ozawa


9月13日は、東京地裁で、朝鮮高校無償化裁判に対する判決が出される日でした。報道席を除いた83の傍聴席に対し、傍聴券を手に入れるために1,300人を超える人が並びました。

私の隣には「水戸から来た」という方もおり、全国からも朝鮮学校の高校生、卒業生、保護者、関係者など多くの人々が駆けつけました。しかし、判決はすでに報道されているように敗訴(棄却)でした。

地裁前にいた約1,500人の支援者らから大きな怒りの声が上がり、「朝鮮の子どもたちを差別するな!」「朝鮮人の差別反対!」「不当判決を認めないぞ!」などのシュプレヒコールが叫ばれ、

<どれだけ叫べばいいのだろう 奪われ続けた声がある・・・・>という『声よ集まれ、歌となれ』という歌が繰り返し歌われました。怒りに震え「日本の恥だ」と叫んで立ち去る支援者もいました。

http://www.labornetjp.org/news/2017/0913watabe

>>2以降に続く)

2 名前:ねこ名無し ★@\(^o^)/:2017/09/17(日) 00:59:09.79 ID:CAP_USER.net
>>1の続き)

弁護団の方は、「本日、たくさんの生徒たちが集まった。しかしショックと落胆を与えてしまった。申し訳ない。判決文は余りにもひどい。しかし、むしろ奮い立たされている。必ず勝つまで闘う。」と述べ、この間の経過と判決文の問題点を指摘しました。

これについては、以下、弁護団から出された<声明>から引用します。

(東京地裁は)東京朝鮮中高級学校の高級部に在籍していた生徒62名(現在は卒業生)が就学支援金不支給を理由として提起した国家賠償請求訴訟(・・)について、判決(・・)を言い渡しました。

裁判所は、訴訟における被告国側の主張を丸呑みし、原告側の請求を棄却しました。

本判決には、以下に述べるとおり、重大な誤りを多数含んでいます。
 
第一に、・・本訴訟の重要な争点ついて判断を回避しています。すなわち、・・「規定ハの削除が無償化法による委任の趣旨を逸脱したものであり無効であるから、規定ハの削除による不指定処分は違法である」との原告の主張について判断を回避しています。

しかし、・・・文科省の決裁文書には「規則1条1項2号ハの規定の削除に伴う朝鮮高級学校の不指定について」と明記されており、・・・規定ハの削除の違法性について判断を回避した本判決は明らかに不当です。

次に、不指定処分の理由について明白な事実誤認を犯しています。

下村文科大臣が(当時)が・・・明言したとおり、朝鮮学校に対する不指定は、「拉致問題に進展がないこと」等によって決められたものであり、これが政治的外交的理由によって決定されたものであることを認めませんでした。・・・

最後に、・・(東京朝鮮学園を)不指定とするにあたって、同各園が規定13条に適合しない理由について個別的かつ具体的な事実を指摘して不指定とすることを要求せず、各地の朝鮮高級学校について抽象的に言われたことや、

他の朝鮮学校についての過去の裁判所の判断等によって、「規定13条に適合すると認めるに足りない」との文科大臣の認定を合理的なものであると認定しました。

これは、文科大臣にほとんど無制限の裁量を認めたものであり、行政法の解釈として明白に誤っています。

以上素描したかぎりにおいても、本判決は、結論においても論理においても明らかに誤った不当極まりないものです。

その後、8人の弁護士の方々がそれぞれ一言ずつ発言しましたが、次のように述べた弁護士もおりました。

「日本社会の偏見を反映した判決だ」「結論ありき、事実認定なしの判決だ」「これからまた新しいスタートだ。この集会が一致団結の集会になった。子どもたちの未来に向けて力いっぱい頑張る」

その後、原告の卒業生たちが話しました。

◎「負けることなど考えていなかった。あまりの衝撃だ。その理由もわからない。胸がいっぱいだ。母はどんな判決がでても泣くな!と言っていた。もう泣くのはよそう。前を向こう。後輩たちのために闘い、「ウリハッキョ」(私たちの学校)を守る。一世二世たちも闘ってきた。私たちも闘い続ける。

◎悔しい気持ちでいっぱいだ。損害賠償を請求した。しかし判決でさらにつらい思いをさせる。裁判をはじめたのは高校生の時だった。それから学んで弁護士になろうと思った。一審まで4年、自分は大学を卒業する。しかし裁判は続く。弁護士になりたい。卒業生として裁判に向き合う。

◎朝大生だ。金曜日の文科省前行動に通った。後輩たちの為に、朝鮮人の為に、声を上げ歌を歌ってきた。在日朝鮮人すべての権利に関わる。判決を聞き、裁判官の姿に憤りを感じた。こうなったら最後まで闘う。未来のために必ず勝たなければならない。そうして必ず勝つ。

次に、オモニの会の方々が話しました。

〇正義は子どもたちにある。学ぶ権利を取り上げないで。弁護団は日本一、世界一だ。信じられない。日本には正義があるのか。戦後親たちはいち早く朝鮮語と名前を取り戻した。これのどこがいけないのか。教育の場に政治を持ち込むな。子どもたちは日本と朝鮮の架け橋になりたいと考えている。

〇判決後、娘に「泣くな!」と言った。「お前たちが泣いていてはいけない」と。

(続く)

3 名前:ねこ名無し ★@\(^o^)/:2017/09/17(日) 00:59:21.96 ID:CAP_USER.net
(続き)
 
〇なぜ闘うのか。子どもの尊厳が踏みにじられているから。これに憤りを感じない親はいない。この国は1910年(日韓併合)からこの日まで何も変わらない。闘わずして坐しているわけにはいかない。最後まで闘う。

〇私は泣きません。政治的外交的理由で子どもたちの権利を奪い、また傷つけられたのです。このような形で終わってはいけない。先輩たちは、負けず、ひるまず、前に進んできた。倒されたら起きる。明けない夜はない。かわいい子どもたちにこれ以上涙を流させない。

〇代を次いでこの闘いをしなければならない。私たちの未来である子どもたちを守っていこう。

また校長先生は次のように述べました。

無償化制度は、初めて日本政府が、「何人にも」として手を差し伸べてきたと思った。しかし、今日の結果だ。子どもたちの傷の上にさらに塩を塗ったような判決だ。300万人以上の日本にいる高校生のうち、わずか2000人弱の朝鮮高校生を排除した。

これを民族差別と言わず何と言うのか。しかしこの裁判闘争をとおして多くのことを得た。支援する日本の人々がいかに多いことか。99人が見捨てても1人がいればどんなにつらい事でも乗り越えられる。この会場には韓国からの応援の幕も掲げてある。

ここには祖国統一の未来がある。生徒たちにも大きく成長した。大学院に入学した者、司法試験に合格した者もいる。私たちは仕事をこうした生徒たちの姿で示したい。そのためにより多くの行動をする。

その後<愛知><大阪><広島>の支援する会の方々が登壇、発言しましたが、割愛します。

また、韓国の「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」の方からは、以下のような連帯アピールがありました。

日本で民族性を守る学校として誇らしい朝鮮学校。本日また、歴史的な痛みと差別を受けた。不義に抵抗する闘いは誇らしい闘争だ。自分たちの問題は自分たちが解決するとして街頭へ、子どもたち、先生たちが立ち上がった。そしてオモニたちも。

不当判決にはあきれて何も言えない。これが裁判か!憤り。抗議。認められない!これから一層強い覚悟で裁判闘争を闘わなければ。私たちは勝利の日までみんなと一緒に行動する。日本社会と東アジアの未来と平和のために一緒に闘おう。私たちの子どもが二度と襲われないように闘う。

あきらめなければ勝利する。

以下は割愛しますが、集会は大変熱気あふれるものでした。その中でも特に目立ったのは多くの若い在日の高校生や大学生の姿でした。また、自らの歴史を背負い、人生と未来をかけて闘う人々の真剣な姿でした。

(これに比べれば「礼」の仕方や「国旗・国歌」などを上から押し付ける「道徳教育」などは話になりません。)



「ひどい、ひどすぎる、司法は死んだ」~東京朝鮮高校の無償化裁判で不当判決

9月13日午後2時すぎ、東京地裁で「東京朝鮮高校の無償化裁判」の判決があった。朝鮮学校生を中心に1500人以上が集まった裁判所前は人、人、人の波。ものすごい数のメディア。こんな光景は近年なかった。判決前は、大阪の勝利判決に続こうと高まる期待感で笑顔もあった裁判所前。

しかし「不当判決」の旗出しの一報に人々の顔が引きつった。「え!ひどい!ふざけるな!」の怒号、そして女性の泣き叫ぶ声が響き渡った。

傍聴した支援者の森本孝子さんは「ひどい、ひどすぎる。司法は死んでいる。14回の口頭弁論で文科省の役人をしどろもどろに追いこんだ結果がこれか。日本人として恥ずかしい」。怒りで体中が震えていた。

「差別反対!朝鮮学校の子どもたちを苛めるな!」のコールが響く。そして、裁判所前を埋めた朝鮮学校の生徒の間からは何度も何度も歌声が湧き起こった。

「どれだけ叫べばいいのだろう/奪われ続けた声がある/聞こえるかい?/聞いているかい?/怒りが今また声となる」。朝鮮大学校学生がつくったテーマソング「声よ集まれ、歌となれ」だった。(M)

http://www.labornetjp.org/news/2017/0913shasin

関連記事
小池都知事の朝鮮人虐殺犠牲者追悼メッセージ取りやめに抗議
http://www.labornetjp.org/news/2017/1505453379977Staff
東進ハイスクールの問題集に「大東亜戦争」の表記~憂慮される「教育産業」の右傾化
http://www.labornetjp.org/news/2017/0913tukada

(おわり)


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1505577487

11 9月

【レイバーネット】この国に「自衛隊批判のタブー」が生じつつある 米日による「朝鮮半島危機の演出」は軍拡政策のための煽動にすぎない

1 名前:ねこ名無し ★@\(^o^)/:2017/09/10(日) 22:44:03.66 ID:CAP_USER.net
社会批評社の小西誠です。下記の記事、少し長いものすが、どうぞご覧下さい。

******************************
今、このクニには、新たなタブーが生じつつある。「自衛隊批判のタブー」がー。

*与那国島・石垣島・宮古島・奄美大島・馬毛島―九州への、自衛隊新配備・新着工に全国から抗議の声を上げよう!

*かつて、この国には「天皇批判のタブー」があった!だが今、天皇批判以上に凄まじいのは、「自衛隊批判」のタブーなのだ!

*率直に言って、この自衛隊批判のタブー化は、マスメディアだけではない。これは、野党や左翼党派から、反戦・平和勢力、市民団体、そして知識人などにまで及んでいる。
それも、かつての天皇制タブーのように「暴力への恐怖」からではない。まさしく「自粛」そのものだ(あるいは、自衛隊の「現実的容認」が、その「全ての容認」へと行き着いているとも言える)。

●「島を標的にしないで」という島人たちの声
                  
与那国島・宮古島・石垣島・奄美大島の人々が、その急ピッチで襲いかかる自衛隊新基地造りの態勢に対して、声を大にして反対し、訴え始めてから3年以上もたつ。

だが、この現地から「島を戦場にしないで!」「島々を戦争の標的にするな」という声は、未だにこのクニの一部の人々のところにしか届いていない! この理由は、言うまでもない。自衛隊批判のタブー化だ(「中国脅威論」も含む)。

2016年3月、与那国駐屯地が開設され、また、今年からは奄美大島での自衛隊の新基地建設が着工、大々的工事が現地で始まった。また、宮古島では10月、市議選以後にも駐屯地着工が発表され、石垣島でも前倒しでの自衛隊配備が決定した。

そして、沖縄本島でも、ここ1年で1千人以上の新たな自衛隊増強が始まった(7/1空自・南西航空方面隊が新編成)。

さらに、この南西重視戦略下(南西シフト)で、佐世保に水陸機動団(日本型海兵隊・3個連隊規模の旅団)の今年度の発足が決定、水陸両用車(AAV7)52両の増強態勢がきまり、この部隊のために佐世保空港には、オスプレイ17機配備が決定されている(地元住民の激しい反対運動あり)。

●島嶼防衛戦=「東シナ海戦争」のための自衛隊の進駐態勢
            
この自衛隊の南西諸島への新配備の目的は、琉球列島弧=第1列島線の島々へミサイル基地(と歩兵部隊)を張り巡らし、海と空、水中から中国軍を東シナ海に封じ込める態勢だ。

いわゆる通峡阻止・海峡封鎖作戦であり、アメリカのイラク戦後のオフショア・コントロール戦略に基づいている(自衛隊では「拒否的抑止戦略」、米軍では、「ジャム・ジーシー戦略」といい、実際には琉球列島線に「万里の長城」を築くとする)。

この日米軍が企図する「海峡封鎖作戦=島嶼防衛戦」とは、先島諸島などを戦場とする、海洋限定戦争=東シナ海戦争として想定されている。しかも、日米ガイドラインによれば、日米共同作戦態勢下では、米軍も作戦を支援するが、「自衛隊を主力」とする作戦・戦闘だ(だから、自衛隊への正面からの批判となる)。

この日米両軍の作戦を、「非現実的」「荒唐無稽」として批判するのはたやすい。日中、米中経済の相互依存を考えれば「戦争などない」とするのが常識的だ。

だが、だからこそ日米の制服組は、「島嶼防衛戦」「先島戦争」「海洋限定戦争」として、この戦争態勢を企図しているのだ(中国脅威論にもとづく、対中抑止戦略=新冷戦態勢)。

自衛隊の先島諸島等への配備完了は「国境線への軍事力投入」として中国の激しい反応を引き起こすだろうし、引き起こし始めている。これは「尖閣」以上の一触触発的事態を招く。

というのは、日中間には緊急時、偶発的衝突を防ぐ「海空連絡メカニズム」(ホットライン)さえ発足していない(米中は2014年に締結)

おそらく、この先島戦争の第1回戦は、相互に数十人の戦死者で終わる。しかし、戦争がこれでは終わることはない。第2回戦・第3回戦と続き、最終的には米軍が本格的に参戦する「通常型太平洋戦争」にまで発展する。ーー

http://www.labornetjp.org/news/2017/1505033555468staff01

(続く)

2 名前:ねこ名無し ★@\(^o^)/:2017/09/10(日) 22:44:20.39 ID:CAP_USER.net
>>1の続き)

今や事態は、今こういう段階に至っている(これが、戦争法制定の真の目的である。あえて言うと、米日による「朝鮮半島危機の演出」は、軍拡政策への、国民動員のための煽動にすぎない)。

●与那国島・石垣島・宮古島・奄美大島のたたかいを、今こそ支援しよう!      
                 
この10月、宮古島では、自衛隊新配備の是非を問う市議選が行われる。石垣島では市長の駐屯地候補地(平得大俣地区)の容認発言に対し、島ぐるみの反対署名運動が開始され、奄美大島では、11月、自衛隊駐屯地の着工による凄まじい工事と環境破壊に対し、反撃の狼煙を掲げる集会を開催する。

*今こそ、自衛隊タブーをはね返し、メディアの報道統制を打ち破り、与那国島・石垣島・宮古島・奄美大島・馬毛島―佐世保への、自衛隊新基地・新配備反対の声を上げよう。先島ー沖縄ー奄美ー佐世保を支援する、大きな声を広げよう!              

(この自衛隊の南西シフト下での新配備・増強を許すならば、東アジアの軍拡競争が本格的に始まり、ここでの戦争は不可避)

(おわり)


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1505051043

26 8月

【レイバーネット】追悼文断った小池知事は朝鮮人を蔑視し、敵視する日本会議やネトウヨの思考と一致 朝鮮人虐殺を風化させてはならない

1 名前:ねこ名無し ★@\(^o^)/:2017/08/25(金) 23:27:40.29 ID:CAP_USER.net
1.小池知事 追悼文断る  関東大震災 朝鮮人虐殺
関東大震災に関わる虐殺事件を日本人は風化させてはならない。
山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)

8月24日 東京新聞一面に大見出しで掲載。9月1日に行われる関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付を小池知事が断った。

これまで歴代の知事は応じてきた。これに対して主催者団体は「震災時に朝鮮人が虐殺された史実の否定にも繋がりかねない判断」と、近く抗議するとある。

この記事を見た率直な感想は、小池知事が自分で考えて選択したことに、何ら違和感を覚えない。これまでの知事の思想や言動からして当然の帰結であろうと思った。

その布石はすでに昨年9月8日に朝鮮学校への補助金停止継続を打ち出していることからも分かる。

要するに朝鮮人を蔑視し、敵視する日本会議やネトウヨの思考と一致するのである。

知事の判断は安倍政権を後ろ盾に排外的な言動をしている人たちと本質的に変わらないのではないか。

「暴徒化した朝鮮人への正当防衛だった」など歴史を捻じ曲げた恥ずべき言動。当時の警察や軍人などによって作られた流言飛語を信じた愚をまた繰り返すとしたら、もはやなにをかいわんや。

当時の軍や警察がどれほどの残虐行為をしたか、亀戸事件を決して忘れてはならない。朝鮮人虐殺だけではなく、日本人も同じように殺された。

朝鮮人虐殺の混乱に乗じて、日頃警察と労働争議など対立関係にあった社会主義者川合義虎、平沢計七など10名が亀戸警察署内で虐殺された。

勇胆な平沢計七(33)は殺される瞬間、憲兵に向かって自分の額を指先し、「ここを撃て」と言ったという。

関東大震災に関わる虐殺事件を日本人は風化させてはならない。

http://www.labornetjp.org/news/2017/1503666911238staff01


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1503671260

13 8月

【レイバーネット】「靖国反対、戦争反対、安倍はやめろ」2017ヤスクニキャンドル行動 戦端が開けば韓国・北朝鮮に甚大な被害が起きる2

1 名前:ねこ名無し ★@\(^o^)/:2017/08/13(日) 20:56:23.48 ID:CAP_USER.net
「戦争の危機、何があっても対話で問題解決を!」~2017ヤスクニキャンドル行動

8月12日、第12回「平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動」が東京・YMCAホールで開催された。今回のテーマは「東アジアの視点から『明治維新150年』とヤスクニを問い直す」だったが、緊迫した国際情勢の中、戦争をめぐる発言が目立った。

東大教授の高橋哲哉氏(写真上)は「戦争の危機が高まっている。戦端が開けば韓国・北朝鮮に甚大な被害が起きる。安倍はいち早くアメリカに賛同・追随し、米B1爆撃機と空自で共同演習をしているが、これは憲法が禁じる“武力による威嚇”そのものだ。座視するわけにはいかない。戦端を開くことに断固反対の声を上げよう」と呼びかけた。

キャンドル行動共同代表のソスンさん(写真上)もデモ終了集会で「問題の根底には、日本のアジア侵略戦争とヤスクニ神社につながる歴史が存在している。当面の戦争に反対し何があっても対話で問題解決することを、各方面に全力で訴える必要がある」と強く訴えた。

キャンドル行動の集会は午後1時半から始まり、最初に原武史・南相九・高橋哲哉の三氏によるシンポジウム「東アジアの視点から『明治維新150年』とヤスクニを問い直す」が行われた。

来年2018年は明治維新150年で天皇の代替わりとも重なってくる。そして安倍がめざす2020年の憲法改正。天皇問題をからめて危険な動きが一気にやってくる。シンポジウムでは、さまざまな角度から問題点が提出された。

その後集会は、靖国合祀とたたかう遺族のアピール、寿・ソンビョンフィ・イジョンヨルのコンサートと続いた。参加者は約300人。コンサートでは、素晴らしい歌声に手拍子がとんだ。

午後7時からは恒例のキャンドルデモ。右翼の妨害行為があったが、機動隊の厳重な警備の中、「靖国反対、戦争反対、安倍はやめろ」と元気にコールを上げて靖国神社近くの公園までデモ行進を行った。(M)

http://www.labornetjp.org/news/2017/0812yasukuni

前スレ
【レイバーネット】「靖国反対、戦争反対、安倍はやめろ」~2017ヤスクニキャンドル行動 戦端が開けば韓国・北朝鮮に甚大な被害が起きる [無断転載禁止]©2ch.net
http://lavender.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1502611931/
2017/08/13(日) 17:12:11.58


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1502625383

13 8月

【レイバーネット】「靖国反対、戦争反対、安倍はやめろ」~2017ヤスクニキャンドル行動 戦端が開けば韓国・北朝鮮に甚大な被害が起きる

1 名前:ねこ名無し ★@\(^o^)/:2017/08/13(日) 17:12:11.58 ID:CAP_USER.net
「戦争の危機、何があっても対話で問題解決を!」~2017ヤスクニキャンドル行動

8月12日、第12回「平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動」が東京・YMCAホールで開催された。今回のテーマは「東アジアの視点から『明治維新150年』とヤスクニを問い直す」だったが、緊迫した国際情勢の中、戦争をめぐる発言が目立った。

東大教授の高橋哲哉氏(写真上)は「戦争の危機が高まっている。戦端が開けば韓国・北朝鮮に甚大な被害が起きる。安倍はいち早くアメリカに賛同・追随し、米B1爆撃機と空自で共同演習をしているが、これは憲法が禁じる“武力による威嚇”そのものだ。座視するわけにはいかない。戦端を開くことに断固反対の声を上げよう」と呼びかけた。

キャンドル行動共同代表のソスンさん(写真上)もデモ終了集会で「問題の根底には、日本のアジア侵略戦争とヤスクニ神社につながる歴史が存在している。当面の戦争に反対し何があっても対話で問題解決することを、各方面に全力で訴える必要がある」と強く訴えた。

キャンドル行動の集会は午後1時半から始まり、最初に原武史・南相九・高橋哲哉の三氏によるシンポジウム「東アジアの視点から『明治維新150年』とヤスクニを問い直す」が行われた。

来年2018年は明治維新150年で天皇の代替わりとも重なってくる。そして安倍がめざす2020年の憲法改正。天皇問題をからめて危険な動きが一気にやってくる。シンポジウムでは、さまざまな角度から問題点が提出された。

その後集会は、靖国合祀とたたかう遺族のアピール、寿・ソンビョンフィ・イジョンヨルのコンサートと続いた。参加者は約300人。コンサートでは、素晴らしい歌声に手拍子がとんだ。

午後7時からは恒例のキャンドルデモ。右翼の妨害行為があったが、機動隊の厳重な警備の中、「靖国反対、戦争反対、安倍はやめろ」と元気にコールを上げて靖国神社近くの公園までデモ行進を行った。(M)

http://www.labornetjp.org/news/2017/0812yasukuni


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1502611931

31 7月

【レイバーネット】「朝鮮学校排除」に対する画期的判決 「北朝鮮のミサイル」を口実に在日朝鮮人を攻撃するのは民族差別

1 名前:ねこ名無し ★@\(^o^)/:2017/07/31(月) 01:49:32.34 ID:CAP_USER.net
朝鮮学校を高校無償化法の対象から排除している国(安倍政権)の措置は違法であるとする画期的な判決が28日、大阪地裁でありましたが、その半日後の同日深夜、北朝鮮が「弾道ミサイル」を発射し、メディアは「ミサイル」一色になりました。

くしくも同じ日に起こったこの2つの出来事に、私たちはどう向き合うべきでしょうか。

大阪地裁判決(西田隆裕裁判長)は、こう断じました(判決要旨より)。

「下村博文文科相は、後期中等教育段階の教育の機会均等とは無関係な、朝鮮学校に無償化を適用することは北朝鮮との間の拉致問題の解決の妨げになり、国民の理解が得られないという外交的・政治的意見に基づき、朝鮮高級学校を無償化の対象から排除するため、高校無償化法施行規則の規定を削除したものと認められる。従って、規定の削除は…違法・無効と解すべきである」

「国は、朝鮮高級学校が北朝鮮または朝鮮総連と一定の関係を有する旨の報道などを指摘して…朝鮮総連から「不当な支配」を受けているとの疑念が生ずると主張している。しかし、国の指摘する報道などの存在及びこれに沿う事実をもって、適合性に疑念を生じさせる特段の事情があるということはできない」

判決はまさに、「政権の思惑で教育行政をゆがめてはならないことを明確に指摘し、司法の独立性を示した」ものであり、「朝鮮学校が学校教育法に照らし…適法な学校であるとの認識を示しており、ヘイトスピーチなどへの一定の歯止めにもなるだろう」(新藤宗幸・千葉大名誉教授、29日付朝日新聞)と思われる画期的なものです。

こうした判決内容は、裁判の民主的な進め方によってもたらされたものでした。

「訴訟の進め方も異なっていた(国の言い分を追認した今月19日の広島地裁判決とはー引用者)。大阪地裁では原告である学校法人の理事長のほか、卒業生や元教員を証人として採用、当事者の訴えに耳を傾けた。広島地裁が、原告が求めた証人尋問を実施しなかったのとは対照的だった」(29日付「朝日」)

判決後の報告集会で大阪朝鮮高級学校2年の女子生徒が「声を詰まらせながら語った」言葉を、私たちは正面から受け止める必要があります。

「判決を聞き、自分たちの存在が認められ、この社会で生きていていいと言われた気がした」(29日付「朝日」)

そんな喜びの中、朝鮮学校元教員の複雑な思いがありました。

「元教員は北朝鮮のミサイル発射のニュースが流れる度に『また学校が批判される。もう撃たないでほしい』」と願う」(29日付毎日新聞)

元教員の悲痛な声です。しかし、「北朝鮮のミサイル発射のニュースが流れる度に」、なんの関係もない朝鮮学校とその生徒たちを攻撃しているのはわれわれ日本人(日本社会)であり、それをたきつけているのが安倍政権です(写真右は29日未明)。

さらに、北朝鮮の「ミサイル発射」の背景には朝鮮戦争休戦協定を無視したアメリカの武力挑発、米日韓合同の軍事行動があります。それを棚上げして北朝鮮を批判するのは道理に合いません。そして、「北朝鮮のミサイル」を口実に在日朝鮮人を攻撃するのは民族差別以外の何ものでもありません。

大阪地裁判決が直接断罪したのは高校無償化をめぐる安倍政権の違法性ですが、それは北朝鮮に関する偏向報道をはじめ、日本社会の根深い差別性に対する警告ともとらえるべきではないでしょうか。

http://www.labornetjp.org/news/2017/0730ari

関連記事
大阪朝鮮学園の声明~「高校無償化」勝訴判決
http://www.labornetjp.org/news/2017/1501249464128staff01
「朝鮮高校無償化裁判ー勝訴報告」第二弾~歓喜の現場
http://www.labornetjp.org/news/2017/073001
「高校無償化」大阪判決喜びをともに(森本孝子)
http://www.labornetjp.org/news/2017/0730morimoto


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1501433372

17 10月

【レイバーネット】なぜ朝鮮学校を「無償化」すべきなのか?~「差別」の不合理訴える

1 名前:ねこ名無し ★@\(^o^)/:2016/10/16(日) 22:25:07.41 ID:CAP_USER.net
 「なぜ朝鮮学校を『無償化』すべきなのか?」という集会が、10月15日(土)午後2時から東京北区の赤羽会館で開かれた。会場はほぼ満席の190名が参加していた。

 弁護士の李チュニさんから、東京無償化訴訟の報告があった。「裁判を起こしてから約3年になる。今、ヤマ場を迎えている。文部科学省の担当者を証人申請し、採用された。国側をよばないと、真実が明らかにならない。次回12月13日、学生原告2名と文科省担当者の尋問がある」と報告。

 講演は、神奈川大学法科大学院教授の安達和志さんで、「『高校無償化』からの朝鮮学校除外、何がおかしいか」と題する、法律専門家の立場からのお話しだった。2013年2月、文部科学大臣は朝鮮中高級学校について、就学支援金の支給対象外国人学校に指定しない旨の処分を行った。しかし、どんな事実関係のもとで、どう審査して決定を出したのか、その処分理由を提示する義務があるにもかかわらず、出していない。高校無償化法は「教育に係る経済的負担の軽減を図り、もって教育の機会均等に寄与すること」を目的とし、その受給権者は生徒である。処分理由としてあげられた教育基本法16条1項の「不当な支配」について、安達さんは「教育活動に対する個別・具体的関与を特定せず、当該学校が恒常的に『不当な支配』の状態にあるとの『疑い』で処分している。『不当な支配』が疑われるなら、是正措置が講じられるべき。それを理由に生徒を不利益扱いするのは甚だ不合理」と話した。

 生徒の立場からのアピールがあった。「朝鮮人らしく生きようとすると、この国では排除され、差別される。私たちは、植民地時代の抹殺・同化政策からの地続きの今を生きている」と話していた。 主催した東京朝鮮高校生の裁判を支援する会からは、長谷川和男共同代表があいさつした。

 「毎週金曜日、高校生・大学生たちは文科省に対する抗議行動を行っている。10月21日(金)には100回になる。日本人も結集してほしい。大きな世論と、政府に対する行動を結合しよう」と話した。また今年3月、文科省は地方自治体に対し、「朝鮮学校に係る補助金交付に関する留意点」なる通知を出した。これにより補助金を止めた自治体も出てきた。長谷川さんは、子どもの教育を受ける権利とは何ら関係を持たない政治的理由により、補助金の支給を停止することは、学習権の侵害につながると、「地域の学校・子どもたちを支えるのは地域だ。地元の自治体の動きをみてほしい」そして「人権無視の教育を転換させよう」と訴えた。

 最後は、毎週金曜日、文科省前で歌われている歌「声よ集まれ、歌となれ」を会場全体で合唱した。とても緊張感のある集会だった。

尾澤邦子

http://www.labornetjp.org/news/2016/1015ozawa


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1476624307

25 9月

【レイバーネット】日本人は、自分たちの手で朝鮮人の頭をふみにじり、揚げ句のはてに頭をとってしまった

1 名前:ねこ名無し ★@\(^o^)/:2016/09/24(土) 23:06:22.57 ID:CAP_USER.net
頭まで奪われた民族~『植民地主義 再考―民族差別なくすため』が問うもの 佐々木有美

 日本の植民地主義が何をしてきたのか、今あらためてわたしたちは知らなければならない。小林隆の新著『植民地主義再考-民族差別をなくすため』を読んで思った。

 この本には、戦前の日本で幼少期を過ごした韓国人女性の回想が出てくる。「“鮮人”。日本人は私たち朝鮮人をこう呼んだ。それは、頭のない民族だから、上の“朝”の字は取ってしまったというのである。おお! 頭のない民族。日本人は、自分たちの手で朝鮮人の頭をふみにじり、揚げ句のはてに頭をとってしまった。この哀れな民族は、訴える所もなく、ただ悲しみに耐えて、奪われた頭のかわりに日本人の頭を被って生きていかねばならなかった。(車潤順『不死鳥のうた』)」。植民地支配とは何か、彼女のことばが端的に語っている。その怒りと痛切さが、胸を突く。

 2006年ごろから、ヘイトスピーチ・デモと呼ばれる現象が起こった。街中で堂々と在日韓国・朝鮮人を侮辱し、脅迫しているのを見たときの驚きは忘れられない。「良い朝鮮人も、悪い朝鮮人もどちらも殺せ」。それまでももちろん、在日差別はあったのだが、これほどのあからさまな表現は想像を絶した。“鮮人”と呼んだ昔も今も、日本人は朝鮮人をずっと差別し続けている。

 なぜ差別は続くのか。著者は、明治以後の近代日本の歴史をたどる中からその原因を探る。日清・日露戦争から始まる侵略と植民地獲得の歴史、その破綻としての敗戦。しかし日本人は戦争責任も植民地支配の責任も置き去りにしたまま、何の反省もなく戦後を過ごしてきた。朝鮮戦争やベトナム戦争の特需で儲け、経済成長して、括弧つきの平和を享受した。なんとムシの良い国民だろう。でもそのつけは、確実に日本にまわってきた。

 第二次大戦で、日本が誰と戦ったのか、どこを植民地にしていたのかもあいまいな若い人たちが大勢いる。それは若い人だけではないかもしれない。「気に入らないなら自分の国に帰ればいい」という安易なことばが出てくる背景には、やはり歴史を知らないということがある。朝鮮学校への無償化はずしや、日本軍慰安婦問題が少女像撤去とバーターで解決されるような理不尽が堂々とまかり通る原因も同じだ。さらに深刻なのは、「嫌中・憎韓」などと呼ばれる風潮が、戦争を煽る大きな要因となることだ。

 小林は書く。「彼らの感性では、在日朝鮮人・韓国人への理不尽な仕打ちが、日本の民衆のノドもとにも突き付けられている刃であることに気づくことはない。支配者はそれを利用する。ファシズムは、他者や少数者への抑圧から始まる。だがそれはすべての民衆を支配するための序曲なのだ」。差別が公然と行われる社会がどんなものか、なにより戦前の日本やドイツが実証している。安倍政権の空気の中で行われた障害者殺人事件は、それを端的に示しているのではないだろうか。

 しかし、著者は、希望を失わない。「朝鮮にたいする差別も、近代日本の歴史から生じたものだから、真摯に歴史を学び、現実をかえようと努力すれば、時間がかかっても将来かならずなくなるのである」と。本書には、関東大震災のときの朝鮮人大虐殺の歴史や、苦難の道を歩んだ朝鮮学校の歴史がていねいに紹介されている。また、日本とは対照的な韓国の戦後史にもふれ、分断国家がなぜ生まれたのかも詳説している。

 どれも、歴史の真実を理解するのに欠かせない。そして現状を変えるために、カウンターデモや在日韓国・朝鮮の人々との交流を続けることを小林は提案している。地道な日常の積み重ねこそ、未来を拓くことを教えられた。

 最後にひとつ付け加えたい。それは、植民地主義の清算は、決して日本だけの問題ではないことだ。フランスでは、旧植民地のアフリカ諸国からの移民で戦後の労働力不足を補った。しかし、彼らへの差別は温存され、その後の世代へと引き継がれた。イスラム教徒の少女たちのスカーフ着用をめぐる論争や、昨年から続くテロ事件など、フランス社会を揺るがす大きな矛盾は、植民地主義の清算がなされていなかったことの証左だとも思える。

http://www.labornetjp.org/news/2016/0924hon


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1474725982

19 10月

【レイバーネット】ジャーナリストを守れ!~シンポジウム「ヘ イトスピーチに危機感、『売国奴』『反日』と批判すべきでない」

1 名前:ダーティプア ★@\(^o^)/:2014/10/18(土) 21:06:47.52 ID:???.net
10月15日、東京・文京区の文京区民センターで、「朝日バッシングとジャーナリズム の危機」と題するシンポジウムが開かれた。主催は、
独立系メディアや雑誌の編集部 で構成する実行委。500人近くの参加者で用意されたイスが埋まり、立ち見が出るほ どの盛況となった。

「従軍慰安婦」や福島第一原発「吉田調書」をめぐる「誤報問題」で、朝日新聞が窮 地に立たされている。コンビニに入れば週刊誌が、
書店に行けば平積みされた文芸誌 が、電車に乗ればそれらの中吊り広告が、同紙を袋叩きにしている。右派言論は競い 合うように、
一気呵成に集中砲火を浴びせている。 午後6時。会場では、当日入場を求める行列の横を、事前予約した人々が足早に受付 を
済ませていく。定刻になると月刊「創」編集長・篠田博之さんの司会で第一部が開 会した。舞台には複数のパネラーが揃っている。

■「吉田清治証言」が始まりではない

最初に池田恵理子さん(wam館長)が発言。「驚くのは朝日バッシングのひどさだ。 ヘイトスピーチ並みだ。慰安婦問題の始まりは金学順
さんの名乗り出だった。吉田清 治証言ではない」と池田さんは釘をさし、2000年の「女性国際戦犯法廷」とその報道 への安倍首相の介入や、
教科書での「慰安婦」記述削除を批判。「教育・教科書攻撃 の次はメディアだ」と警鐘を鳴らした。 精神科医の香山リカさんは、「橋下徹から
始まったヘイトスピーチがエスカレート し、『朝日新聞的』な存在すべてに対するバッシングとなった。これは病的な社会の 表れだ」と語り、
「外に敵を見つけて叩く。この流れは北朝鮮―韓国―中国だった が、それでは済まず国内に敵を見つけ罵るようになった」と分析した。

安倍首相がラジオで言い放った「朝日の誤報で苦しんでいる」のは、いったい誰なの か。この発言を聞いた不遇の人々は、「自分たちの不幸は、
すべて朝日のせいなの だ」と腑に落ち溜飲が下がる。だがそれでは何も解決しない。「朝日ジャーナリズム の崩壊は、社会に致命的な打撃を与え、
取り返しのつかないことになる。そうならな いために、私も発言を続けたい」。香山さんの言葉に、会場は大きな拍手を送った。

■朝日経営陣の体質とは

下村健一さん(慶応大学教授)は「吉田調書」報道について、以下の5つのポイント をあげて提起した。

①ミスの大きさとその対応の大きさがまったく釣り合っていない。今回の事態は今後 同業他社にも波及。誤報を恐れメディア全体が委縮、
自縄自縛に陥る危険がある。 ②池上コラム問題は、朝日上層部による社内の言論封じの一角に過ぎない。「撤退報 道」以降、いっさいの
追記事が出ないのは不自然だ。 ③吉田調書の部分否定と全否定を混同するな。あのスクープは不正確かもしれない が、当時の指揮系統
の大混乱を伝えるリアリティまで、経営陣は取り消すべきではな い。社会全体が深刻に受け止めるべきだ。④慰安婦問題とセットにするな。
「慰安婦 問題」で朝日を追い込むはずが、吉田調書問題でトップは退陣に追い込まれてしまっ た。攻撃派は拍子抜けしている。ただし後に
大きな禍根を残すことになるだろう。⑤ 朝日の何を守るのか。社長が辞めたとしても、過剰対応した体質まで社内に残すべき ではない。
守るべきは自由な気風だ。これは全メディアに言えることで、それを実現 するのはわれわれ国民の責任だ。

ソース:レイバーネット 2014-10-18 20:30:23
http://www.labornetjp.org/news/2014/1015y

続きます

3 名前:ダーティプア ★@\(^o^)/:2014/10/18(土) 21:07:48.13 ID:???.net
■歴史の転換点にきている

第二部で青木理さん(ジャーナリスト)は、「メディアに誤報はつきものだ」とし、 「自分も数知れず誤報をしたがばれなくてよかった」と明かし
参加者の笑いを誘っ た。「それでも日本を代表する新聞であることに異論はないだろう。それゆえ世論か らの批判は仕方がないにしても、
問題はやりかただ」と指摘。「売国奴」や「反日」 などという批判をすべきではないと強調した。 そもそも「国益」とはいったい何か。
ジャーナリズムが守るのは「市民益」だ。「ヘ イトスピーチが堂々と街頭に出ている現状を考えると、歴史は大きな転換点にきてい る。
今回の問題は朝日だけのものではない、歴史的事件であり、すごく危機感を持っ ている」。青木さんはゆっくりと、静かに問いかけた。

この日の集会には、朝日新聞から複数の現役記者も駆けつけた。大阪本社社会部のT さんは、正式な社内手続きを経て参加した。
97年入社。慰安婦問題(特集)取材班に身を置いた。「悶々としながら記事を書き、 反省の連続だったが、影響の大きさを考えると、
その責任は背負っていかねばならな い」。

■外の人々とつながって

8月以後の推移のなかで「OBに任せずに、現役が表に出て発言をしなければならな いと感じていた」という。Tさんは淡々と、このかんの
経過を振り返った。 社長会見で他社記者から「朝日はもはや自浄能力がないのではないか」と質問され、 悔しさが頂点に達した。
一つひとつ言葉を選ぶTさんの、複雑な胸の内が伝わってく る。それでも「内にこもっていてはいけない。外の人とつながらなければ」と決意を
示すと、参加者は大きな共感の拍手で応えた。「T君を独りにするわけにはいかな い」――舞台横では、先輩にあたる現役のK記者が見守っていた。
アジアプレスの野中章弘さんは、言論機関内部に言論の自由がない現実を指摘した。 記者である前に社員である。社外での発言を許さない。
組織が社員を縛っている。 「朝日だけが防波堤となり、権力と対峙しうる力を持っていると、僕は思っていた」 と吐露した。「1万人の職員を
擁するNHKが事件の後、誰一人として公の場で語らな いのは、本当に異常なことだ」。

■ジャーナリストを守れ

「表現の自由を守らねばならない最後の砦が崩れている。次は東京新聞、そして沖縄 の新聞が権力の攻撃にさらされるだろう。
これは大変な事態だ」と危機感を募らせ た。 ここ5―10年が大きな正念場になるという。なら私たちは、いったいどうすればいい のか。
「言論機関で働く良心的なジャーナリストを守ることだ」。「組織はあてにな らない。社員ではなく、右派や権力のほうを向いてしまう。
最後に闘えなくなること は、戦前の歴史を見てもわかる」。「最後には個人が、一人ひとりが踏みとどまるし かない。個の強さが
ジャーナリズムを支える。それが一番大事なことだ」。野中さん は力を込め、「地道にきちんと仕事をしている人たちを支え、守ることが、
民主主義 を守ること」。その主張は明快だ。 全3部構成の長丁場。会場を埋めつくした参加者は最後まで、パネラーの提言に熱心に
聞き入った。退出時間の9時を過ぎても議論は続いた。他にも貴重な提言が多数 あったが省略した。

NHKや朝日新聞という巨大組織は、本来守るべき表現の自由や言論の自由を自ら投げ 捨て、その下で働く記者を管理統制して、
自己保身に汲々としている。 「私も権力に負けないように強くなろう」――50年間朝日新聞を取り続けてきた来場 者の女性は、
司会者に指名されてマイクを握った。闘うジャーナリズムの命運は、私 たち一人ひとりの、そんな決意にかかっている。(Y)

前記にない発言者は、以下のとおり(敬称略)
・山口二郎(法政大教授)
・辰濃哲郎(ノンフィクション作家)
・新崎盛吾(新聞労連委員長)
・永田浩三(武蔵大教授)
・雨宮処凛(作家)
・平井康嗣(週間金曜日編集長)
・朝日新聞労組新聞研究委員会


引用元:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1413634007

17 4月

【レイバーネット】「在特会の嫌韓デモ参加者、在日敵視する陰謀論の虜」 のりこえねっとTV、香山リカが辛淑玉と対談

1 名前:雨宮◆3.yw7TdDMs:2014/04/16(水)20:35:19 ID:UH9Phiu4a
●2.のりこえねっとTV報告

◆4月9日放送 ◎ヘイトする人々の精神分析 香山リカ×辛淑玉

ヘイトスピーチ=陰謀論

辛淑玉さん、昨年のヘイトデモ全国で360件、街宣や嫌がらせが500件を超えたと紹介します。
レイシスト達がデモを楽しんで行っていることに強い違和感を持ったとしています。

香山さんは、ヘイトスピーチについて、ヘイトデモ参加者に対話した時、
「楽しみでやっているのではない、彼らなりの理屈がある。
しかしとても自分には理解できない理屈で、ネットなどから得ているが、
その根拠は怪しいもので、明らかに事実でないものもある。いわゆる陰謀論。
違うと言っても耳を貸さない」と指摘します。

その上で今年に入って読んだ科学雑誌に掲載された「陰謀論をなぜ人は信じるのか」
というアメリカの論文について紹介します。一旦陰謀論を信じてしまうと、
他のデータや意見が出されても受け付けない。
さらに否定されても他の陰謀論を信じてしまうことを、オサマビンラディンは死んだと言い、
次は生きているという陰謀論を信じる人びとの例をあげて紹介しました。

松本サリン事件被害者の河野共同代表について、
今でも河野さんが犯人であると信じている人がいることを辛さんが紹介し、
いったん信じてしまったことの否定が難しいことを語ります。

辛さんの当事者の問いかけには、香山さんは一般論かもしれないがと、前置きしたうえで、
「正面から受け止めず、ずらすこと」さらに当事者について、
「以前はミーティングで互いの体験を吐き出すがよく行われたが、今は避けて、
ゆっくりくつろいで、心の平安をまず取り戻すことも一つのやり方」と語ります。

ツイッターに寄せられた質問コーナー。

「在特会が唯一の心の拠り所でこれに参加することで救われているような人はどうしたらいいですか?」
香山さん「在特会に参加する人にも心のケアが必要。他者への信ずることができない、
敵を作っていくこと、これらに対するケアを行わなければ、本質的な解決ではない」

「香山さんが10数年前に書いていた『ぷちナショナリズム』
と現在の排外主義者との関連についてどうお考えですか?
あの現象と連続性があると見做していますか?」

香山さん「日韓ワールドカップの頃に書いたが、若者たちの無邪気なナショナリズムを書いたが、
歴史的な問題には無頓着には見えた。今は、生きる唯一な拠り所みたいになっている。
在特会の人たちが言うように、在日が全員いなくなっても、
在特会のメンバーが幸せになるわけではない。きっと違う敵を見つけ出すのではないか」
「似ていて少し違うもの同士、憎しみ合うためにメディアも一役買っているのでは」
香山さん「ライバル意識、競い合うことまで否定できない。相手を貶めて相対的に自分を高めようとするのは問題」

http://www.labornetjp.org/news/2014/1397644429839staff01


引用元:http://awabi.open2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1397648119/

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